21世紀の真言宗をになう寺院後継者を心を込めて育成します
本学は宗祖の弘法大師空海が開いた「綜藝種智院」を起源とし、祖師の教えと事相を学び、次代に受け継ぐための教育を行っています。 特に現在では古義・智山・豊山の各宗派より、専門の碩学を迎え、声明・法式なども十分に修得できるカリキュラムを設置しています。 明日の真言宗を担い、寺院後継者としての即戦力となりうる青年教師を育成します。
宗門関係者の皆さまへ
本学は宗祖の弘法大師空海が開いた「綜藝種智院」を起源とし、祖師の教えと事相を学び、次代に受け継ぐための教育を行っています。 特に現在では古義・智山・豊山の各宗派より、専門の碩学を迎え、声明・法式なども十分に修得できるカリキュラムを設置しています。 明日の真言宗を担い、寺院後継者としての即戦力となりうる青年教師を育成します。
弘法大師空海の御入定を追慕し報恩の供養をする法要です。
弘法大師は、承和2年(835年)3月21日に御入定されました。この3月21日に行う法要を正御影供、毎月21日に行う法要を月並御影供といいます。 教室に祭壇を設え、僧籍を持つ教員を導師とし、学生が出仕して、御影供法要が行われます。また法要の後には、教員による講話が行われています。
→御影供法要の日程
弘法大師空海の御誕生を祝う法会を降誕会(ごうたんえ)と言います。
平安末期に高野山の復興を果たし、今日の新義系諸派の基礎を築かれた興教大師覚鑁の御誕生日も併せ両祖大師降誕会として毎年6月に学生主体で行われます。 出仕する学生は古義・智山・豊山の三派に分かれ、1ヶ月以上前から放課後毎日練習に励み、その成果を披露します。当日の朝にはまず、近隣の社会福祉施設を訪問し利用者の方々と交流を図ります。
→降誕会の詳細
12月に両祖大師への報恩謝徳と、学園関係物故者への報恩謝徳、諸所の精霊の追善回向と、来る年が平穏で、皆が幸せに過ごせるよう息災安穏の思いを込めて執り行います。
→報恩会の詳細
京都の立地を活かし、近畿圏にある真言宗本山、古刹寺院、キリスト教会などを宗教部教職員と学生が企画し拝観しています。一般参拝者では拝観できない貴重な寺宝やお話を見聞させていただいています。
→寺院を巡る会 活動記録
僧侶を志す学生を対象に、学長が戒師となり、宗教部教職員が教授・証明師を勤める学園得度式は、7月に行われます。宗門後継者、在家出身者に関わらず希望者があります。
大学の講義受講に影響することなく、加行の前行として声明や儀礼の実習を受けることができ、夏期・ 春期の休業期間を利用して、1年間で真言宗の修行である四度加行を修めることができます。
真言宗の僧侶になるため、四度加行を成満した者を対象として、3月に開檀し伝法灌頂を執り行っています。在学中にすべての行位を修得することができ、卒業後はすぐに真言宗僧侶として活躍することができます。
真言宗の寺院子弟は、自分の所属する本山の学院・道場で加行・灌頂を受けることが望ましいです。
ただし、それ以外の学生(在家出身者や所属本山のない者)や、相応の事情が認められる場合には、学園加行や学園伝法灌頂に入壇して僧侶資格を目指すこともできます。詳しくは本学宗教部にご相談ください。
一部の専修学院との提携により、休学することなく修行を行うことができます。なお、専修学院で学びながら大学の卒業所要単位を修得できます。
一部の専修学院との提携により、休学することなく修行を行うことができます。
なお、専修学院で学びながら大学の卒業所要単位を修得できます。
本学との研究及び修業等教育活動連携・協力寺院 (平成28年4月現在)
・大本山 大覚寺(嵯峨伝燈学院) ・総本山 仁和寺(仁和密教学院) ・総本山 善通寺(善通寺専修学院)
真言密教の事相・教相については、仏を勧請した道場において阿闍梨から面授という伝統的な形式に則って授受されなければなりません。本学では、在学生のみならず真言宗教師の資格を持つ一般の僧侶の方々を対象に、これまでも当代随一の大阿闍梨を招いて、以下の様な密教の事相・教相にかかわる伝授・講伝・講習会などを開催してきました。今後共本学ならではの特徴を活かして伝統的な法流・宗学の伝授・講伝・講義を継続的に企画・開催したいと考えています。
過去の伝授・講伝
・三宝院憲深方一流伝授(平成11~13年度)
・秘蔵記講伝(平成14~15年度)
・秘鈔伝授(平成22~24年度)以上、上田霊城大阿
・理趣経講伝(平成16~17年度)
・大日経講伝(平成18~21年度)以上、松長有慶大阿
・南山進流声明一流伝授(平成26年度〜)潮弘憲大阿
これまでの宗門関係者入試は社会人入試や編入学を希望される方の利用ができませんでした。そこで新たに「特別推薦」を設け、高校生や社会人、編入学すべての入試において、真言宗寺院住職やファミリー(三親等以内の本学卒業生か在学生)から推薦を得られる方であれば誰もが利用できるようになりました。
※被推薦者は檀信徒・宗派を問いません。