密教学目次
第1号(昭和40年)
発刊の辞 | |
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児玉雪玄 | 〔解説〕密教道場の荘厳とその標幟(一) |
平岡定海 | 宮中真言院の成立について |
村主恵快 | チャイティヤと多宝塔 |
服部如実 | 〔解説〕私本・修験道記(一) |
月輪賢隆 | 西蔵訳大日経 に註釈(抄訳) ―漢訳第二七世出世護摩法品より第三一嘱累品まで対照― |
仲尾俊博 | 修禅大師義真 ―「天台法華宗義集」をめぐって― |
横山直陽 | 根本悪と当為(ゾルレン)の道徳 ―カント・シェリング・ヘーゲルを巡って― |
宇野 惇 | ジャイナ教知識論の一考察 ―「認識」の概念の発展― |
第2号児玉雪玄教授追悼号(昭和41年)
服部如実 | 〔解説〕私本・修験道記(二) |
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大山公淳 | 覚超僧都と皇慶阿闍梨 |
佐和隆研 | 東寺講堂の仏像 |
高見寛恭 | 弘法大師法考(一) |
高井隆秀 | 〔解説〕仏母大孔雀明王経について(一) |
高藤圓應 | 私観「弘法大師の和歌」 |
夏目祐伸 | 中国古代における教育と師弟道 |
第3号(昭和42年)
高井隆秀 | 〔解説〕仏母大孔雀明王経について(二) |
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高見寛恭 | 弘法大師法考(二) |
初崎正純 | 真言密教における事相の史的研究(一) |
平岡定海 | 日本真言密教における理解と方法 |
安部晴之助 | 思考の法則について |
宮坂宥勝 | チベット所伝のBalimālikā 梵本について |
夏目祐伸 | 密教関係雑誌論文目録(一) |
第4号(昭和42年)
高見寛恭 | 弘法大師法考(三) |
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山崎泰廣 | 「密教々学の構造」序説(一) |
仲尾俊博 | 「顕戒論」に現われた批判精神(一) |
村主恵快 | 東パキスタンの仏教遺蹟と仏教徒の現状 |
安部晴之助 | 第三号所載「思考の法則について」正誤表 |
夏目祐伸 | 密教関係雑誌論文目録(二) |
第5号(昭和43年)
大山公淳 | 仁和寺済暹僧都の教学 ─高野山教学展開の一として─ |
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種智院大学 | 密典漢訳年代表 | 密教学会編 |
高見寛恭 | 弘法大師法考㈣ |
仲尾俊博 | 天台業 ―特に遮那業について― |
無 逸 | 長谷宝秀師口述の大日経疏玄談(一) |
(夏目祐伸) | |
夏目祐伸 | 密教関係雑誌論文目録(三) |
第6号月輪教授の追悼号(昭和44年)
高井隆秀 | 東密における大日経疏研究の概観 |
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無 逸 | 大日経疏玄談(二) |
(夏目祐伸) | |
高乗 勲 | 兼好と東寺を中心とする真言宗関係について |
仲尾俊博 | 「顕戒論」に現われた批判精神(二) |
工藤成樹 | 譬喩者と伝説 |
夏目祐伸 | 密教関係雑誌論文目録(四) |
第7号(昭和45年)
無 逸 | 大日経疏玄談(三) |
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(夏目祐伸) | |
夏目祐伸 | 中国近代思想史の研究(一) ―序説、清代以後の学風― |
仲尾俊博 | 遮那業と第八住心(一) |
頼富 本宏 | Lakșmińkarā 著 Advayasiddhi |
北村太計夫 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(一) |
神泉苑提供 | 資料紹介 |
第8号服部教授追悼号(昭和46年)
無 逸 | 大日経疏玄談㈣ (夏目祐伸) |
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夏目祐伸 | 中国近代思想史の研究(二) ──中国と近代── |
深谷昭三 | G・E・ムーア「内在的価値の概念」 |
森匡史共訳 | |
仲尾俊博 | 遮那業と義真・円澄 |
大友利行 | スクマール・ダット著「初期仏教教団論」(一) |
村主惠快 | 真言密教所伝印契目録 |
北村太計夫 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(二) |
第10号(昭和48年)
小田慈舟 | 顕密二教判と十住心 |
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夏目祐伸 | 資料紹介東寺一件文書抄(二) |
仲尾俊博 | 伝教大師最澄の教判論 |
永渕敏明 | 最近の判例に於ける裁判官の思想の変遷 ―憲法二十一条「表現の自由」をめぐって― |
小田慈舟 | 本誌に発表された長谷宝秀師の「大日経疏玄談」の校訂 |
頼富本宏 | 菩提心覚え書 |
北村太計夫 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究㈣ |
第11号(昭和49年)
小田慈舟 | 十巻章概説(二)・(三) 夏目祐伸資料紹介東寺一件文書抄(三) |
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北村太道 | 『Tantrāth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究㈤ |
第12号(昭和50年)
小田慈舟 | 真言密教の特質(一)・(二) 夏目祐伸資料紹介東寺一件文書抄(四) 頼富本宏 「守護国界主陀羅尼経」の成立について |
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仲尾俊博 | 伝教大師最澄の現実的性格(一) |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(六) |
第13・14合併号高井隆秀教授還暦記念号(昭和52年)
序・祝辞 | |
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高井隆秀 | 教授略歴・論文目録 |
小田慈舟 | 真言密教の特質(第三) |
渡辺照宏 | 理趣経コータン語讃歎文の復元和訳 |
梶山雄一 | 塔・仏母・法身 |
松長有慶 | 理と智 |
大鹿實秋 | 鳩摩羅什訳の特質 ―《維摩詰所説経》のばあい― |
斎藤昭俊 | 近世における仏教教育 ―浄土宗檀林― | 谷萩弘道 | 比較文学と比較思想 ─特に弘法大師の『三教指帰』を中心として─ |
壁瀬潅雄 | 六法ウパディシャ訳註その一 ―トウン・モの瑜伽― |
加藤精一 | 金剛智訳経典の仏身観 |
遠藤祐純 | 五相成身観について |
遠藤祐純 | 五相成身観について |
氏家昭夫 | ─「唯識二十論」第九偈をめぐって─ |
渡辺重朗 | Sadvitıyaprayogah ―インド論理学の一断面─ |
松本照敬 | 『聖註』における梵と現象界の比喩 |
仲尾俊博 | 円載(二) 山崎泰廣大坦の起源と象徴 |
藤井竜心 | 頼瑜僧正について |
井上亮淳 | 進流声明の苦悩 |
大友利行 | 世親の浄土思想の一側面 |
苅谷定彦 | 法華経における「分身」 |
佐藤久光 | シャーマンとその依頼者との一考察 |
頼富本宏 | Advayavajra 研究(一) |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(七) |
福田亮成 | 「理趣広経」蔵漢比較上の一課題 |
一郷正道 | 造論の意趣に関するシャーンタラクシタ、カマラシーラの見解をめぐって |
村主恵快 | 後七日御修法の伝承について ─その一、後七日御修法について─ |
宇野 惇 | アルターパッティ(想定)─グル派の見解を中心として─ |
宮坂宥勝 | 百万塔陀羅尼の解読 |
伊原照蓮 | ミーマーンサー派のbh āvan ā 研究資料 ─bh āv ārtha 章の序論── |
第15号小田慈舟名誉教授追悼号(昭和53年)
小田慈舟 | 名誉教授略歴・論文目録 |
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小田慈舟 | 名誉教授の追悼 |
故小田慈舟 | 密教教学の主要問題──行道を中心として── |
仲尾俊博 | 伝教大師最澄の現実的性格(二) |
佐藤久光 | シャーマンの系譜とその集団の一考察 |
御牧克己 | Blo gsal grub mtha について |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(八) |
夏目祐伸 | 続・密教関係雑誌論文目録 |
第16・17合併号松尾義海教授古稀記念号(昭和55年)
序・祝辞 | |
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松尾義海 | 博士略歴著作・論文目録 |
山口恵照 | 平和とヨーガの問題 ─平和の資料としてのヨーガの基盤(序説)─ |
大鹿實秋 | 『浄名玄論』序の序 |
梶山雄一 | 『知恵のともしび』第二十五章(前段の試訳) |
仲尾俊博 | 『天台法華宗年分縁起』について |
夏目祐伸 | 資料紹介東寺一件文書抄㈤ |
山崎泰廣 | 両部曼荼羅の意識構造と阿字観 |
井上亮淳 | 進流声明の苦悩Ⅱ |
頼富本宏 | 不空・空海をめぐる人々(二) ─西明寺円照─ |
佐藤久光 | 東寺・御影供における社会学的研究 |
北村太道 | 大日経を援用するある註釈書について |
山上證道 | S ādhakatama の語義をめぐり Jayantabhatta と Bh āsarvajn~a とに伝承された諸見解 |
服部正明 | Ny āyav ārttika, II. 2. 66 におけるアポーハ論批判 |
宇野 惇 | Vy āpti 考 ─ジャイナ教に関連して─ |
第18号森諦圓教授・藤井龍心教授・田中秋三教援頌寿記念号(昭和57年)
森諦圓教授(種智院大学長)略歴併びに業績 | |
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藤井龍心教授 略歴論文目録 | |
田中秋三教援 略歴著作・論文目録 | |
仲尾俊博 | 二つの縁起をめぐって |
夏目祐伸 | 東寺に関する研究(一) ─東寺一件文書を中心として─ |
苅谷定彦 | 法華経における書写、経巻供養、仏塔建立 ─法師品研究(II)─ |
佐藤久光 | 東寺・御影供における商業活動 |
頼富本宏 | インド密教遺跡調査中間報告(上) |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(九) |
壁瀬潅雄 | 84 行者伝ノート |
第18号森諦圓教授・藤井龍心教授・田中秋三教援頌寿記念号(昭和57年)
仲尾俊博 | 伝教大師最澄の現実的性格(三) |
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夏目祐伸 | 東寺に関する研究(三) ──東寺一件文書を中心として── |
佐藤久光 | 東寺・御影供における商業活動(下) |
吉田 元 | 社寺林──その現状と保護について── |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(十) |
壁瀬潅雄 | 八十四行者伝ノート |
第20・21 合併号弘法大師一一五〇年御遠忌記念号(昭和60年)
鳥越正道 | 弘法大師空海の御足跡 |
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仲尾俊博 | 二大師の青春の書 |
夏目祐伸 | 大師信仰の型態 |
苅谷定彦 | 羅什訳『妙法蓮華経』の問題点(1) ─羅什の法華経理解をさぐる─ |
頼富本宏 | 最近の成果から見たインドの密教美術 |
佐藤久光 | 西チベット・ムルべック村のシャーマン |
本庄良文 | 阿含と具舎論 ─界品(1)─ |
壁瀬潅雄 | 八十四行者伝訳(一) |
第22号(昭和61年)
仲尾俊博 | 最澄と泰範 ─「相奪泰範」批判─ |
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夏目祐伸 | 東寺に関する研究(五) ─東寺一件文書を中心として─ |
佐藤久光 | 西チベット・ラダックのシャーマンと依頼者 |
中村幸子 | 敷曼荼羅について |
中村凉應 | |
五島清隆 | 苅谷定彦著書評『法華経一仏乗の思想』 |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究十一 |
壁瀬潅雄 | 八十四行者伝訳(二) |
第23号木村武夫教援追悼号(昭和62年)
木村武夫教援略歴・記念刊行書及び編著書 | |
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木村武夫教授の追悼 | |
仲尾俊博 | 修禅大師義真(一) |
苅谷定彦 | 五島清隆氏の書評(拙著『法華経一仏乗の思想』)に応えて |
今井淨圓 | 『菩提心論』の成立年代について ─潜真撰『菩提心義』との比較を中心として─ |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究十二 |
壁瀬潅雄 | 八十四行者伝訳(三) |
第24号(昭和63年)
特集・密教法具と成立と展開に関する研究 | |
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仲尾俊博 | 室生天台の萌芽 |
樫尾慈覚 | ヨーガスートラにおける自我意識の構造 ─古サーンキャ哲学の根本的立場に関する一考察─ |
壁瀬潅雄 | 八十四行者伝訳(四) |
村主恵快 | 後七日御修法について(その二) |
中村幸子 | 画家からみた曼荼羅仏具論 |
頼富本宏 | 金剛鈴について |
北村太道 | チベット密教法具について |
山崎泰廣 | 密教法具の意義 |
第25号(平成元年)
仲尾俊博 | 室生天台の萌芽その二 |
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夏目祐伸 | 弘法大師の伝記(一) |
吉田 元 | 僧坊酒について |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究⒀ |
壁瀬潅雄 | 八十四行者画像研究I |
第27号(平成3年)
夏目祐伸 | 中国仏教の成立について(一) |
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仲尾俊博 | 真宗思想にみられる差別の拡大的重層的理解その一 |
佐藤久光 | 四国遍路の社会学的考察(下) |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(15) |
第28号夏目祐伸教授追悼号(平成4年)
夏目祐伸教授略歴及び著作・論文目録 | |
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夏目祐伸教授の追悼 | |
仲尾俊博 | 伝教大師最澄と修禅大師義真の間(上) |
北尾隆心 | 興教大師と不動明王(一) |
滝村雅人 | 障害者福祉関係法「改正」をめぐる諸問題 |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(16) |
第29号(平成5年)
仲尾俊博 | 「経」と「論」の論理 |
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佐藤久光 | 秩父巡礼の動向・推移 |
北尾隆心 | 曇寂撰『一期大要略出私記』について(二) |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(17) |
第30号(平成6年)
池田和彦 | 児童問題の周縁 ─障害児問題研究序説─ |
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宮城洋一郎 | 書評・紹介仲尾俊博著「日本密教の交流と展開」 ─続日本初期天台の研究─ |
二木柳賢司 | 密教医学と丹砂 ─外丹方から内丹方への移行システム─ |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(18) |
第31号(平成7年)
室泉寺日原教学振興助成研究中間報告(特集号) | |
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宮城洋一郎 | 室泉寺日原教学振興研究助成がもたらした研究成果について |
北尾隆心 | 日本密教における宇宙観(一) ─信証撰『密厳浄土依正観法』1─ |
頼富本宏 | 『密教仏像図典』の刊行助成と観想法の基本的構造 |
下泉全暁 | |
滝村雅人 | 大正期における仏教社会事業の理論・実践研究 |
村井龍治 | ─真言宗の免因保護事業を中心に─ |
北村太道 | チベット密教の灌頂儀式 ─サキャ派におけるHe-vajra の灌頂─ |
第32号高藤圓應名誉教授・仲尾俊博名誉教授追悼号(平成8年)
高藤圓應名誉教授・仲尾俊博名誉教授の遺影 | |
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横山久安 | 『杖』の秘密 ─高藤圓應先生を偲んで─ |
嶋 裕海 | 高藤圓應先生の思い出 |
山崎泰廣 | 仲尾俊博先生を悼む |
仲尾俊博 | 天台大師智顗と伝教大師最澄 |
桂 泰三 | 現代中国の社会問題と福利 |
高田順仁 | 『蘇悉地羯羅経』「請問品」の考察 |
二本柳賢司 | 護摩法における五宝五薬五香の医学的効果(1) ─外護摩と内護摩の病理学的関係─ |
徳広圭子 | 単身赴任裁判に見られる家族問題 ─帝国臓器事件・東京地裁判決を手がかりに─ |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(19) |
第33号加藤宥雄名誉教授追悼号(平成9年)
加藤宥雄名誉教授の遺影 | |
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今井圓明 | 加藤宥雄先生を悼む |
北尾隆心 | 済暹撰『百光遍照王義問答抄』について(一) |
今井淨圓 | 長谷寶秀師の略年譜と著作目録について ─種智院大学図書館蔵・長谷文庫の資料を中心にして─ 二本柳賢司護摩法における五宝五薬五香の医学的効果(II) ─外護摩と内護摩の病理学的関係─ |
池田和彦 | 障害者福祉とノーマライゼージョン ─津崎哲雄氏の問題提起を起点として─ |
朴亨國 | Vairocana 仏の尊格の変化について |
北村太道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(20) |
中村凉應 | -平成八年度・密教資料研究所派遣- |
中村幸真 | 第1回海外密教調査研究・文化班報告 モンゴル仏教調査の可能性 |
北村太道 | -平成八年度・密教資料研究所派遣- 第1回海外密教調査研究・実修班報告 ヤマーンタカマンダラ地儀軌について |
第34号(平成10年)
北尾隆心 | 隆瑜僧正について(一) |
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萩原恵子 | 貧困と識字思想 ─日本の近代化と貧民教育─ |
池内幸恵 | チベットの胎蔵マンダラ儀軌 |
高田順仁 | 『蘇悉地羅経』「真言相品第二」の考察 ─台密蘇悉地羯羅経観と三部諸尊の分類─ |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究21 |
中村凉一 | -平成九年度密教資料研究所派遣-第2回海外密教調査研究・文化班報告 モンゴル仏教調査の可能性2 |
吉田 元 | -平成九年度密教資料研究所派遣-第2回モンゴル仏教文化予備調査団・自然科学班報告 地神儀軌について |
北村太道 | -平成九年度密教資料研究所派遣第2回海外密教調査研究・実修班報告 外モンゴルのラマ教美術 |
北村太道 | -平成九年度密教資料研究所派遣-第2回海外密教調査研究・実修班報告 地神儀軌について |
第35号(平成11年)
米田雅一 | 智泉が書写した図像集について |
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福本智江 | 十三仏について |
中島小乃美 | 仏教・特に密教における福祉観についての一考察 ─生命観を中心に─ 「密教の根本原理の探さとその世界史的意義の再認識」 |
[要旨] | |
工藤 亨 | 仏教社会福祉の根本原理の一考察 |
木村 敦 | 介護保障制度における権利救済について |
タントラ | 『金剛頂大秘密瑜伽タントラ』和訳(1) |
仏教研究会 | |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究22 |
第36号(平成12年)
永村 眞 | 法流と聖教 ─真言宗教団発展の足跡─ |
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高田順仁 | 明咒の律(vidyā-vinaya) ─『蘇悉地羯羅経』「持戒品第七」和訳─ |
タントラ | 『金剛頂大秘密瑜伽タントラ』和訳(2) |
仏教研究会 | |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究23 |
第37号高井隆秀名誉教授・山崎泰廣名誉教授・井上亮淳教授退職記念号(平成13年)
今井圓明 | 巻頭言 高井隆秀名誉教授略歴・研究業績 山崎泰廣名誉教授略歴・研究業績 井上亮淳教授略歴・研究業績 |
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種智院大学退職記念講義録 | |
山崎泰廣 | 伝統教学の課題 |
退職記念講義録 | |
井上亮淳 | 声明のこころ(進流) |
スダン・シャキャ | 『金剛頂経』の序分の一考察 |
タントラ | 『金剛頂大秘密瑜伽タントラ』和訳(3) |
仏教研究会 | |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再1) |
第38号(平成14年)
沖 和史 | 「浄土にかえる」という表現は「宗義になきおもしろき名目」か?(1) |
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中村凉應 | 浄厳の新安祥寺流曼荼羅について |
中島小乃美 | Buddhaguhya の『一切悪趣清浄儀軌』観(1) |
鴨下直広 | Buddhaguhya のマンダラ定義 ─『悪趣清浄義字釈』にみる─ |
タントラ | 『金剛頂大秘密瑜伽タントラ』和訳⑷ |
仏教研究会 | |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再2) |
第39号(平成15年)
沖 和史 | 「浄土にかえる」という表現は「宗義になきおもしろき名目」か?(2) |
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飯田友子 | 西願寺蔵一字金輪三尊像について |
松森大樹 | 金剛薩埵の一考察 |
中島小乃美 | Ā nandagarbha の『一切悪趣清浄儀軌』観 |
中村幸真 | 中国思想からみた当麻曼荼羅 |
タントラ | 『金剛頂大秘密瑜伽タントラ』和訳(5) |
仏教研究会 | |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再3) |
第40号(平成16年)
頼富本宏 | 巻頭言 北村太道名誉教授略歴・研究業績 |
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種智院大学退職最終講義 | |
北村太道 | チベット研究をふりかえって |
中村凉應 | 浄厳の新安祥寺流曼荼羅について |
タントラ | 『金剛頂大秘密瑜伽タントラ』和訳(6) |
仏教研究会 | |
野口圭也 | 「胎蔵マンダラ」の名称について(下) |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再4) |
第41号(平成17年)
早川道雄 | 『釈摩訶衍論』における〈一心二門〉構図について |
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中村凉應 | 江戸時代の正系現図曼荼羅 |
タントラ | 『金剛項大秘密瑜伽タントラ』和訳(7) |
仏教研究会 | |
北村大道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再5) |
第42号(平成18年)
早川道雄 | 『釈摩訶衍論』巻第三 訓読文と現代語訳 |
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越智 翼 | 日本古代の薬師信仰(抄) |
飯田友子 | 近世上方商人の仏教信仰 |
李光濬胎 | 生論についての禅心理学的研究 |
タントラ | 『金剛項大秘密瑜伽タントラ』和訳(8) |
仏教研究会 | |
北村大道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再6) |
第43号(平成19年)
早川道雄 | 『釈摩訶衍論』巻第二 現代語試訳 |
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仲 春奈 | ベトナム仏教の現状と特徴について |
中島小乃美 | Ānandagarbha 著『一切悪趣清浄儀軌釈』に見るVajraśekharatantraの引用について |
タントラ | 『金剛項大秘密瑜伽タントラ』和訳(9) |
仏教研究会 | |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再7) |
第44号(平成20年)
早川道雄 | 『釈摩訶衍論』における二つの〈一心法縁起〉 |
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辻村泰聡 | 弘法清水伝説の起源について |
井田克征 | ヒンドゥータントリズムにおけるバクティ |
島村大心 | 中国仏教における非情成仏説の真意について |
タントラ | 『金剛項大秘密瑜伽タントラ』和訳(10) |
仏教研究会 | |
北村太道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再8) |
第45号(平成21年)
中島伸吾 | 近世京都における「弘法大師廿一ケ所参」 |
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スダン・シャキャ | 仏教文献に見られる文殊師利の解釈の展開について |
島村大心 | 『妄尽還源観』に説かれる海印三昧と真理の内実 |
タントラ | 『金剛項大秘密瑜伽タントラ』和訳(11) |
仏教研究会 | |
北村大道 | 『Tantrāthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再9) |
第46号(平成22年)
早川道雄 | 『釈摩訶衍論』巻第八現代語試訳 |
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中村王洋 | ダキニ天と稲荷信仰 ─特に伏見稲荷との関係について─(抄) |
島村大心 | 『法華経』「方便品」に説かれる「小喜成仏」についての智顗の理解 ─通大乗の立場からの解明─ |
タントラ | 『金剛項大秘密瑜伽タントラ』和訳(12) |
仏教研究会 | |
北村大道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再10) |
第47号頼富本宏教授・沖和史教授退職記念号(平成23年)
頼富本宏教授略歴・研究業績 | 沖和史教授略歴・研究業績 |
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蒲池和乗 | 雙身毘沙門天の研究(その二)─石山寺蔵『愛敬天明正徳儀軌』 ─翻刻と書誌的概要─ |
日野 勇 | 慈雲尊者『埋趣経講義』梵語文の研究 |
安元 剛 | 荘厳菩提心経』の菩提心説 ─菩提心の「無相」から、十地の発心・功徳・陀羅尼への展開─ |
タントラ | 『金剛項大秘密瑜伽タントラ』和訳(13) |
仏教研究会 | |
北村大道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再11) |
第48号(平成24年)
早川道雄 | 『釈摩訶衍論』における〈一本覚〉と〈一無明〉について |
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島村大心 | 天台教学の立場から見た「小善成仏」の意味内容 |
スダン・シャキャ | ネパール密教僧及び個人の所有するネパール仏教文献と密教 |
松本峰哲 | 儀礼 |
北村大道 | K āmadhenu 著『聖、一切悪趣清浄威光王と名づくる細儀軌中島小乃美 大王廣註』和訳研究 |
北村大道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再12) |
第49号(平成25年)
早川道雄 | 厚薄問答から五重問答へ |
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蒲池和乗 | 雙身毘沙門天の研究(その三) ─石山寺蔵『吽迦陀野天王別壇護摩尊像出様説文即天王随意説儀軌』──翻刻と書誌的概要── |
藤井佐衣子 | 五供養の四重秘釈 |
島村大心 | 「真空妙有」の意味内容 ──特に智顗と法蔵による理解を中心に── |
北村大道 | K āmadhenu 著『聖、一切悪趣清浄威光王と名づくる細儀軌 |
中島小乃美 | 『大王廣註』和訳研究(2) |
北村大道 | 『Tantr āth āvat āra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再13) |
第50号五〇周年記念号(平成26年)
故・橋本哲夫教授略歴 | |
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村主康瑞 | 橋本教授を悼む |
頼富本宏 | 追悼の辞 |
蒲池和乗 | 石山寺蔵『吽迦陀野天王大使者毘那夜迦十羅刹女八大衆諸大將散指 諸大鬼神諸少鬼神供法大密五』翻刻と書誌的概要 ─雙身毘沙門天の研究(その四)─ |
那須真裕美 | 唐代・遼代を中心とした縁起法頌の受容と変容 ─造塔供養の観点から─(1) |
島村大心 | 『華厳経探玄記』「如来性起品」現代語試訳(1) |
北村太道 | 『Tantrārthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再14) 『密教学』総目次〈第1号~第50号〉 |
第51号(平成27年)
左右田昌幸 | 近世真宗差別問題史料(番外編の一) ―長御殿「天保十四癸卯年二月従公儀被仰渡之義ニ付御寺法御取締被仰出諸事取計留帳」― |
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早川道雄 | 『釈摩訶衍論』における三十三種法門の概要 |
ジェシー・ラフィーバー | 空海の『請来目録』について ―経典目録から始まる「密教」― |
スダン・シャキャ | ネパール仏教における三宝帰依と三宝マンダラ ―梵語及び梵語・ネワール語混成資料を中心に― |
久世康博考 | 古資料としての「光明真言」 |
安元 剛 | 『金剛王菩薩秘密念誦儀軌』と『降三世大儀軌王』 ―四臂金剛薩埵の成就法― |
島村大心 | 『華厳経探玄記』「如来性起品」現代語試訳(2) |
平岡宏一 | 密教とダライラマ法王 |
北村太道 | Kāmadhenu著『聖、一切悪趣清浄威光王と名づくる細儀軌大王廣註』和訳研究(3) |
中島小乃美 | |
北村太道 | 『Tantrārthāvatāra』を中心とした『金剛頂経』の研究(再15) |